カフェ・ヒルバレー的「いつもの」への道 パート2

さてさて、前回の投稿から少し日をまたいでの投稿になります。

前回、どういうことを書いたのかを読み直しつつ…

 

そうそう、お店の人の人間性を訴える、ということを記載しました。

それでは、どうやって人間性を訴えればいいのでしょうか。

 

やり方は色々あると思いますが、最も単純で最も効果的なのは、「話をする」ということです。

カウンターに座り、好きな映画や趣味について色々お話しいただくと、その人のことを覚えやすいとともに

その時ご注文いただいたメニューについても覚えることが多いので、2回めには「こないだのやつ」で通じやすいです。

 

「この間の・・・ほら、あの、酸味があって爽やかなコーヒー、なんだっけ・・・」となれば、

『あぁ、この間の1番のコーヒーですね。』となりやすいです。

 

それを何回か繰り返せば、「いつもの」で通じるようになります。

 

そしてもう一つ、とてもシンプルで、そして重要なことは

なるべく日を開けずに何回かご来店いただく、ということです。

 

当然ですが、2回目のご来店までの期間が長くなると、覚えにくいです。

毎日ご来店いただければ、3日くらいで覚えると思います。

が、月イチくらいだと、半年たっても覚えない可能性もあります。

週イチくらいだと、1ヶ月位で覚える…と思います。たぶん。

 

 

・・・と、ここまで書いていて思ったのですが、「いつもの」を頼むには「『いつもの!』と元気よく頼みたくなる、自分の好きなメニュー」を探さなければいけないんじゃないか、と思います。

 

当店に限らず、どこのお店でも提供しているメニューは自信作ばかりだと思うので、それに合う・合わないは試してみないとわかりません。

おいしい~~と思ったメニューの他にも、もっと自分に合ったものが見つかるかもしれないし、

新しいメニューがすっごく合う、ということも十分ありえます。

 

「いつもの」よりおいしいメニューに出会ったら、またそこから「いつもの」にするのに何回か通う必要があります。

「これ、今までの『いつもの』より美味しいから、次からはこれが『いつもの』ね」と言われても、なかなか覚えられないからです。

 

こう書くと、「いつもの」への道は果てしないような気持ちになりますが、大丈夫。

当店のお客様の中では、季節ごとに「いつもの」で通じる方もいらっしゃいます。

中には、メニューには乗っていない「自分だけのスペシャルドリンク」を持っているツワモノもいらっしゃいます。

しかもそのツワモノは、すでに4人くらいいらっしゃいます。

自分で言うのもなんですが、意外に覚えているものです。

 

さぁ、カフェ・ヒルバレー的「いつもの」へ、レッツトライ!