カフェ・ヒルバレー的「いつもの」への道

常々考えていたことを整理してみようと思います。

 

当店のようにカウンターがあり、そこにバーテンダーなりバリスタなりがいる場合、

誰もが「ヘイ、マスター!いつもの!」と、一度は言ってみたいのではないでしょうか。

 

ですが、「いつもの!」と言って店員さんに「は?」という顔をされるのが恐ろしく、なかなかハードルが高い単語だと思います。

 

今日は、当店のお客様で何人かいらっしゃる「いつもの」で通る方々を例に、初来店から「いつもの」で通る常連になるのかを考えてみたいと思います。

 

まず前提として、お店の人(私)は、誰が何を頼んだのかをハッキリ覚えるのが苦手とします。

100%覚えられるに越したことは無いのですが、いかんせん数が多いのでそこはご理解ください。

 

お店の人(私)としては、正直「いつもの」であろうがなかろうが特に問題はありません。

「あ、この方はこういうのが好きなんだな」というのがわかり、今後新メニューをオススメする際に参考にすることはできますが、「◯◯さんはこれ!」みたいな感じで覚えなければいけないというわけではありません。

むしろ誰でもその日の気分があるので、「いつもの以外」の可能性も考えなければならないはずです。

 

ということで、お店側からすれば、お客様の大体の傾向は把握しておくべきだが、覚える必要はない、ということになります。

 

つまり、お客様の「いつもの」が通るようにするためには、お店の人の人間性に訴えかけるのが上策だと思います。

 

それでは、どうやって人間性に訴えればよいのか!

 

考えれば考えるだけ出てきますが、長くなりそうなので、つづく!